ヒマワリ/アニスヒマワリ(向日葵) ひまわりの雑学 種からは食用の油が取れることで、おなじみのヒマワリもハーブの仲間です。 キク科の中では、一番草丈が高いといわれています。 八重咲きのサンゴールドや、草丈が高い代表品種のロシア、 サンリッチマンゴー、レモン、オレンジなどの花粉が出ないサンリッチ系、 大雪山、黒滝、太陽など種類も多彩です。 鉢植え用の小さい品種もあります。 英名:サンフラワー 和名:ニチリンソウ(日輪草)・ヒグルマ(日車) 開花時期 7~9月頃 種まき 4月中旬~6月頃 キク科/ヒマワリ属/1年草 花言葉:長い恋から結婚 種のまき方 発芽の温度は、20度以上と高いので、5月頃の暖かい日を選んで種まきします。 種は、トガった方を上にするか、平行にして、1センチほどの深さに埋め込むようにします。 一度にまかずに、少しずつ時期をずらすことで、長い間花を楽しむことが出来ます。 四角い容器やトレイなどを使って、ヒマワリ畑を作ることもできます。 枝が伸びてきたら四隅に支柱を立てて、ヒモやネットを張り、水やりと液肥の回数を増やします。 ポット蒔きする場合は1~3粒の種をまき、発芽まで乾燥させないように管理します。 ポットがいっぱいになったら、間引きや植え替えを行います。 水やり・肥料 肥沃な土を好みますので、元肥をほどこし、しっかり株を太らせるのがポイントです。 私は、緩行性の粒状の有機肥料を元肥にし、 追肥には速効性のある液肥を生長にあわせて与えています。 肥料切れにならないように、様子をみながら、1週間に1回くらいは液肥を与えます。 極端な乾燥と、過湿に注意していれば、神経質に水やりをしなくても大丈夫だと思います。 注意点 日当たりのいい場所なら、問題なく育つと思います。 草丈が高くなれば支柱が必要となる場合もありますので、様子をみて立ててあげます。 下の葉が枯れてくのは、水切れや肥料切れが原因の場合が多いですし、 葉っぱに斑点が現れたらウィルス病の可能性が高いですので殺菌剤を使います。 利用・効能 切り花にする場合は、あらかじめ葉を切りとって生けると水が腐りにくく、 見た目もきれいです。 ドライフラワーにしても面白いものができるでしょう。 花が終れば、首がおじぎしますので、茎ごと花を切り取って乾燥させます。 風通しのよい日陰で乾燥させ、種を取り出します。 取り出した種は、日干しにして、食べる前に軽くフライパンで炒って『皮』を剥いていただきます。 この種を、サラダのドレッシングに混ぜたり、ケーキやクッキーなどの生地に練り込んで利用します。 花びらは、生のままお茶にし、乾燥させた葉を煎じて飲めば去痰効果があるといわれています。 害虫と病気 乾燥させると、ダニが発生します。アブラムシにも注意してください。 アニス【英名】anise【学名】Pimpinella anisumアニスの雑学アニスには強い防腐効果と殺菌効果があります。そのためミイラの埋葬に使われたそうです。 アブサンの代替として知られるペルノ。ペルノは、アニスの種と数種のハーブが配合されたリキュールです。アニスの種から抽出された精油は、化粧品や薬にも使われます。アニスの葉育て方セリ科/ミツバグサ属=Pimpinella属=アニス属/1年草開花の時期 4~6月頃種まきの適期 3~5月頃発芽適温 20℃前後水やり・肥料アルカリ土壌を好むので、石灰などで中和させておきます。私は市販のハーブの土に肥料と石灰を混ぜ、育てています。やや乾燥気味に管理すれば、問題ないと思います。注意点移植を嫌います。買ってきた苗は、根を痛めないようにして植え付けます。利用・効能主に種をスパイスとして料理に利用します。種を原形のまま、お酒、お酢、オイルに漬け込み香りづけします。 砕いた種は、カレー粉、ケーキ、パン、クッキーの生地に混ぜ込みます。種を使ったお茶や食品の効能消化不良の改善、去痰効果、口臭予防などがあります。 花や茎も料理の香りづけに使えます。害虫と病気病気や害虫の心配はなく、無農薬で育てられると思います。 |